こんにちは!ディグ太です!
レバノンで来月開催が予定されている音楽祭で、キリスト教徒を侮辱したと批判されているバンドの出演が取りやめとなったということで話題になっています。表現の自由の侵害とも捉えられ非難の対象になっていますね。
出演が取りやめになったバンドは”Mashrou’ Leila(マシュロウ・レイラ)”
日本ではあまり知られていないですが国際的に評価されているグループです。
そこで今回は”Mashrou’ Leila(マシュロウ・レイラ)”の
- プロフィール
- キリスト教批判の内容
- オススメ曲
について調べました。どうやらボーカリストが同性愛者ということでこの点についても批判がある様子。そちらについても記載しましたのでぜひお読みください!
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Mashrou’ Leila(マシュロウ・レイラ)のプロフィールは?
“Mashrou’ Leila(マシュロウ・レイラ)”は中東はレバノン出身のインディー・ロックバンドです。
ベイルートのベイルート・アメリカン大学にて2008年に結成され、現在のメンバーは
- ハメド・シンノ(ボーカル)
- アンドレ・シェディッド(ギター)
- イブラヒム・バドル(ベース)
- ハイグ・パパジアン(バイオリン)
の4名です。
歌詞はアラビア語ですが、サウンドにアラブ色のまったくない正統派ロックサウンドが特徴。ヨーロッパのフェスにも出演しています。日本でもマニアには名前を知られており国際的な評価を得ているロックバンドです。
ボーカルが同性愛者でキリスト教を批判?
このバンドの特徴の1つが政治やセクシュアリティ・社会批判などといったテーマについて歌っていること。
アラブの春に参加した抗議者が掲げるスローガンのひとつ『この町を焼きつくして、もっと公正なものを打ち立てよう』というフレーズは2012年発表の”Inni Mnee7″の歌詞はからの引用です。
また、ボーカルのハメドはレバノンではタブー扱いの同性愛者であることを公言しておりその点について公然と攻撃を受けています。
レバノンのゲイ男性がよく行く映画館を警察官が襲撃した事件をテーマにした”Strong”という曲は大きな物議をかもしました。
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直近では”Idols”と”Djin”の2曲について、キリスト教信者を侮辱するものだとレバノンの聖職者から非難を受けていました。上述の音楽祭出演取りやめもこの件に起因するものです。
バンド側は誤った主張や歌詞の曲解により、バンドに対する『意図的な』反対運動が繰り広げられていると批判しています。実際の思惑は分かりませんが、主張としてはキリスト教批判は曲解とのことですね。
Mashrou’ Leila(マシュロウ・レイラ)のオススメ曲は?
Mashrou’ Leilaは多くの曲をYoutubeで公開していますが、特におすすめのMV2つをピックアップしました。
1曲目はダンサーによる華麗なダンス・2曲目はかなり政治的な問題に踏み込んだ内容でとても見ごたえがあります!
まとめ
今回はMashrou’ Leila(マシュロウ・レイラについてまとめました。
- レバノン出身のロックバンド
- ボーカルは同性愛者でセクシュアリティの他、政治や社会問題についての曲で批判の的になることも
- ライブ出演の取りやめを強いられることもある
批判の対象のなりながらも活動を止めずに国際的な評価を得ているロックバンド。考え方は人それぞれですが、ライブ活動もむりやり止められるということには考えさせられます。今後の動向が気になりますね。
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